マイナンバーカードを使って、1人最大5,000円分のキャッシュレス・ポイントをもらうことができるキャンペーンの申し込みが7月よりスタートしました。
これは、マイナポイント事業という政府主導のキャンペーンです。
内容やしくみを知って、ぜひ申し込みましょう!
マイナポイント事業とは
マイナポイント事業は、マイナンバーカードを取得して所定の手続きを行うと、キャッシュレス決済サービスで利用できるポイントが付与されるというものです。
マイナポイントというポイントがあるわけではないので、「マイナンバーカードを通じてキャッシュレス決済サービスのポイントを受け取れる仕組み」だと考えた方が分かりやすいです。
マイナポイントの手続き
マイナポイント・キャンペーンは、次の3ステップの手続きが必要となります。
- マイナンバーカードを取得する
- マイナポイントの予約をする
- マイナポイントの申し込みをする
マイナンバーカードを取得する
手続きにはマイナンバーカードが必要になります。まだ、お持ちでない方は、お住いの役所にお申し込み下さい。新型コロナの影響もあり、カードを手に入れるのに時間がかかります。早めに手続きしましょう。

マイナポイントの予約をする
カードの取得ができたら、マイナポイントの予約を行います。
スマホの場合は専用アプリから行います。パソコンでも手続きは可能ですが、マイナンバーカードを読み込むための「ICカード読み取り機」が必要となるので、スマホでの手続きがおすすめです。
アプリのダウンロードはこちらから。


マイナポイントを予約しますと、ID(マイキーID)が発行されます。マイナポイントの申し込みで必要になる場合もありますので、念のためマイキーIDは保存しておきましょう。
マイナポイントを申し込む
予約が完了したら、マイナポイントの申し込みを行います。申し込みもアプリで行います。
申し込みの際に、使いたいキャッシュレス決済サービスの登録が必要となります。
マイナポイントで、どのようなキャッシュレス決済サービスが利用できるかは、下記をご参照ください。
交換できるキャッシュレス・ポイントはこちら https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/
ここで注意点いただきたい点は、
- 選択できるキャッシュレス決済サービスは一つのみ
- 一度選ぶと変更ができない
ということです。最初に選んでしまうと変更ができないので、十二分に注意しましょう。
マイナポイントで付与されるポイント
登録したキャッシュレス決済サービスにて、チャージした金額や使った金額の25%が付与されます。上限が5,000円になります。
例えば、
PayPayを登録した場合:20,000円をチャージしたら、5,000ボーナス付与
楽天カードを登録した場合:楽天カードで決済した金額の25%を楽天ポイントとして付与
(つまり、楽天カードで2万円の買い物をしたら、2万円×25%=5,000ポイント付与)
キャッシュレス決済サービスによってルールはありますが、1人最大5,000円までのポイントが付与されます。
最大で5,000円分のポイントですので、上記例で、10,000円分しかチャージ(もしくは買い物)しなかったら、10,000円×25%=2,500円分のポイントをもらえる、ということになります。
なお、子供もマイナンバーカードは取得できますので、世帯だと家族人数×5,000ポイントを受け取ることができます。
各キャッシュレスサービスでは、マイナポイントのキャンペーンもやっていて、PayPayでしたら最大100万円が当たる抽選キャンペーンをやっていたり、イオンでは+10%分の上乗せポイントをもらえたり、様々な施策が打たれているので、お得そうなものを選ぶのも良いと思います。
マイナポイント事業の期間
マイナポイントの申込みは、2020年7月1日〜2021年3月31日
ポイントが付与されるのは、2020年9月1日〜2021年3月31日
という期間になります。
今はまだ申込期間になります。実際にポイントが付与されるのは9月からになります。9月前にチャージ・買い物してもマイナポイントの対象とはなりませんのでご注意ください。
また、申込期間・付与期間は、来年の3/31までですが、政府のマイナポイント予算が上限に達したら終了、ということになっています。
予算は約2000億円で、4,000万人程度が申し込んだら終了となってしまいますので、早めに申し込みましょう。
最後に
マイナポイント事業のキャンペーンは、1人につき最大5,000円分のポイントが付与されます。
4人家族なら2万円・3人家族なら1万5,000円分のポイントが付与されることになります。
登録するのが少し面倒ではありますが、ぜひ申し込みましょう!