(株)ライフフォースサポートのFP通信Vol.43

ライフフォースサポートの定期発行FP情報誌「Force-i」Vol.43(2021年4月28日発行)の内容をお届けいたします。

コロナワクチンの接種がはじまる

医療従事者に続き65歳以上の高齢者へのコロナワクチンの接種が始まりました。
今後は基礎疾患のある方や高齢者施設等利用者、その後に16歳以上の一般
の方の順で接種が行われます。

65歳以上の方向け「新型コロナワクチン接種のお知らせ」

70歳定年に向けて

令和3年4月1日から「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の一部が改正され施行されました。今後人口が減少する中で、高年齢者が活躍できる環境の整備を目的としています。

定年の70歳への引上げを義務付けるものではありませんが、来年予定されている年金改正法と合わせていよいよ70歳定年に向けての流れが加速します。

国連資料より

高年齢者雇用安定法の改正

65歳までの雇用確保(義務)に加え、65歳から70歳までの就業機会を確保するため、高年齢者就業確保措置を講ずる努力義務を新設。
・ 70歳までの定年引き上げ
・ 定年制の廃止
・ 70歳までの継続雇用制度や継続的に業務委託契約を締結する制度の導入など

2022年年金改正法

・ 年金繰り下げの上限を70歳から75歳に延長(4月)
・ iDeCoの加入上限を65歳未満に、企業型DCは70歳未満に(5月)
・ 101人以上の会社で週20時間以上勤務すると厚生年金へ加入(10月)

相続税の納税者が増え続けていきます

2015年の相続税の基礎控除の引き下げから相続税の納税者は約5人に1人の割合となりました。2025年以降は団塊世代約800万人が後期高齢者となり、年々増える被相続人の増加と共に納税者となる相続人が増えて来ます。

①納税資金の確保②納税額を減らす③相続人同士が争わないプランニングが益々求められています。


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