(株)ライフフォースサポートのFP通信Vol.37

ライフフォースサポートの定期発行FP情報誌「Force-i」Vol.37(2020年10月28日発行)の内容をお届けいたします。

多様化するがんの治療方法

がんの治療方法は年々進化しています。

標準治療の外科治療、抗がん剤治療、放射線治療以外にもがん細胞を攻撃する白血球の中のT細胞の攻撃力を高めるオプジーボなどの免疫療法や、ゲノム医療があります。

標準治療でもがんの組織などから1つ位の遺伝子を調べる「がん遺伝子検査」で遺伝子に対応した薬の選択は行いますが、がんゲノム医療の「がん遺伝子パネル検査」では多数の遺伝子を同時に調べ、遺伝子変異を明らかにすることにより、体質や病状に合わせた治療などを行います。

遺伝子情報に基づくがんの個別化治療(国立がん研究センターホームページより)

治療選択に役立つ可能性がある遺伝子変異は、約半数の割合で見つかりますが、自分に合う薬の使用(臨床試験を含む)に結びつく人の割合はまだ全体の10%です。

医療費控除

今年も残り2か月となりました。
今年ご自身や生計を一つにするご家族で多くの医療費を支払った人は、年内に予防の為に歯医者に行くなど合計の医療費が10万円を超えると医療費控除として申告により税金が還付されます。

治療のために交通機関などを利用したときの通院費(付添人の交通費を含む)も対象となります。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm


ニュースレター「Force-i」はPDFでもご覧になれます。下記からダウンロードをしてください。