(株)ライフフォースサポートのFP通信Vol.48

ライフフォースサポートの定期発行FP情報誌「Force-i」Vol.48(2021年9月28日発行)の内容をお届けいたします。

家計調査による貯蓄の種類別の状況

総務省の家計調査によりますと、2020年の二人以上の世帯の貯蓄現在高は平均では1791 万円、中央値では1061 万円となっています。

貯蓄現在高の平均の内訳では、銀行の普通預金などの通貨性預貯金が前年に比べ62万円増加し、12年連続の増加となっています。

株や債券などの有価証券の割合は13.4%となっていて、50%を超えている米国と比べると資産形成に向けての意識の低い国民が多いとの結果になっています。

貯蓄の種類別貯蓄現在高及び構成比 (二人以上の世帯)
世帯主の年齢階級、貯蓄の種類別貯蓄現在高 (二人以上の世帯) 2020年

総務省統計局家計調査
https://www.stat.go.jp/data/kakei/family4/pdf/00.pdf

生命保険契約照会制度

7月より生命保険協会では平時の死亡、認知判断能力の低下、または災害時の死亡、行方不明によって生命保険契約に関する手掛かりを失い、保険金等の請求を行うことが困難な場合に、生命保険契約の有無を調査する制度が始まりました。

平時の調査では利用料が1 照会当たり3,000 円(税込み)必要となり、合わせて戸籍などの確認書類や「協会所定の診断書」等の提出が必要となります。

https://www.seiho.or.jp/info/news/2021/pdf/20210611_1.pdf

増え続ける百歳以上人口

9月14日に厚生労働省が百歳以上の高齢者が昨年より約7.5%増え86,510人(内女性が約88%)になったと発表しました。百歳以上の都道府県別割合は高齢化率の影響もありますが、高齢化率の一番高い秋田県が22位、一番低い沖縄県が24位と日頃の食生活も影響していると思われます。

厚生労働省プレスリリース
https://www.mhlw.go.jp/content/12304250/000672203.pdf


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