(株)ライフフォースサポートのFP通信 Vol.30
ライフフォースサポートの定期発行情報誌「Force-i」Vol.30(2020年3月30日発行)の内容をお届けいたします。
自動車保険の保険料が値上がりします
4月からの民法改正により、法定利率は5%から3%に引き下げられ、今後は3年毎に市場動向に応じて利率は見直されることになりました。法定利率は借入金の利息や損害賠償金の計算の為に使用されます。
自動車保険では、交通事故により後遺障害や死亡で働くことが出来なくなった為に得られなくなってしまう収入を「逸失利益」としてライプニッツ係数を使い、保険料の計算をします。
将来にわたりもらうお金を予定より早く受け取る場合には、そこから利息分を引いたものが現在の価値ということになります。

今までは利息を5%としていましたがこれが3%に下がると保険会社は今まで以上に多くの人身傷害保険金額を支払う必要があり、そのため自動車保険料も値上がりすることになりました。
新型コロナウイルスの影響による株価の下落
新型コロナウイルスの影響で世界中の株価が下落しています。
その影響によりiDeCoを含む確定拠出年金、つみたてNISAや変額保険などで国内外の株で運用する投資信託の利回りは大きくマイナスになっています。株価が下がることの不安で市場から退出してしまうと損が確定してしまいます。

逆に株価の下がったことをチャンスと思い、運用をスタートする人も増えています。株価が半分になると同じ金額で2倍の株が買えていることになるからです。

投資の成績は量(口数)×価格で決まりますので株価下落時には量(口数)を沢山増やし、株価が右肩上がりの時に市場から退出することが資産の形成につながります。
不妊治療への配慮-サポートハンドブック
不妊を心配したことのあるご夫婦は約3組に1組にも及び、その内の半分以上の割合で不妊の検査や治療を受けています。
3月19日に厚生労働省が「不妊治療と仕事の両立サポートハンドブック」を作成し、不妊治療している方に対して職場での配慮も呼び掛けています。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf
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