新型コロナの影響で景気後退が懸念される中、政府主導で大々的なキャンペーンが実施されます。
1兆6794億円もの予算を投じて行われるもので、私たちにもお得になるものが多いので、内容を確認しておきましょう。

Go To キャンペーンとは

日本国内における人の流れと街のにぎわいを創り出し、地域を再活性化するための需要喚起が必要ということから、甚大な影響を受けている観光・運輸業、飲食業、イベント・エンターテイメント業などを対象とし、期間を限定した官民一体型の需要喚起キャンペーンとなります。

Go TO キャンペーンには、以下の4つがあります。

Go To Travel キャンペーン

旅行業者等経由で、期間中の旅行商品を購入した消費者に対し、代金の1/2相当分のクーポン等(宿泊割引・クーポン等に加え、 地域産品・飲食・施設などの利用クーポン等を含む)を付与(最大 一人あたり2万円分/泊)。

ポイント

・国内旅行が最大半額になります。
・海外旅行は対象外。国内旅行であれば、宿泊でも日帰りでもOK

Go To Eat キャンペーン

オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり1000円分)。もしくは、登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等) を発行。

ポイント

・最大1,000円割引か、20%引きになるか(店舗によって異なります)
・条件として、事前予約が必要になりそうです。(詳細はこれから)

Go To Event キャンペーン

チケット会社経由で、期間中のイベント・エンターテイメントのチケットを購入した消費者に対し、割引・クーポン等を付与(2割相当分)。

Go To 商店街 キャンペーン

商店街等によるキャンペーン期間中のイベント開催、プロモーション、観光商品開発等の実施。

いつから開始される?

キャンペーンの開始時期はまだ未定です。予定としては7月下旬でしたが、事業スキームに問題があって、スタートが遅れそうです。(下記参照)

キャンペーン開始が遅れる…「委託費」問題

Go To キャンペーンは、定額給付金等とは異なり、個人での申請が不要です。
旅行会社などの事業者との間で事務手続きを行う業者がいるからなのですが、これらの業者への事務委託費が、「3,095億円」(予算の20%)になるということで、野党などから高すぎるとして批判が高まり、業者の公募が一旦中止となりました。
そのため、7月下旬予定の開始時期が遅れる見通しです。

まとめ

Go To キャンペーンは、1兆6794億円の予算を投じて行われます。

旅行が半額になったり、外食やエンタメが2割引になるなど、大きなメリットがありますので、スタートしたらぜひ利用しましょう!

一人何回でも大丈夫なのか?等、詳細はまだ不明ですが、行われることは間違いないはずですので、情報を逃さないように注意しておきましょう。